維持期

急性期や回復期を終えて麻痺が残っている患者でも、維持期の作業療法訓練によって身体能力の改善が期待できます。さらに、重度の運動麻痺や認知障害などを残し、自然回復が期待できない場合においても、長期のリハビリテーションを行うことで、日常生活能力を改善する例もあります。

一方で、脳梗塞は再発しやすい病気であり、5年目の再発率は49.7%にのぼるという調査もあります(久山町研究)。リハビリと合わせて、脳梗塞の再発予防に取り組むようにしましょう。

脳梗塞の危険因子となる生活習慣病を防ぐ
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維持期のリハビリとは…目的と流れ

脳梗塞の発症後、多くの方は、障害が残った身体の状態を、元の状態へできるだけ近づけるためにリハビリテーションを行います。

最も回復が望める回復期を経て、維持期にリハビリを行う目的は、回復期に戻った体の機能を維持しながら日常生活を送るところにあります。維持期は別名、生活期とも呼ぶのはそのためです。

この時期になると、ほとんどの方は急性期病院、または回復期のリハビリ病院から退院して、自宅へと戻ります。自宅へ戻った後も、リハビリの効果を維持して通常の生活が送れるように行うのが、維持期のリハビリです。

維持期に行うべきリハビリの内容とは

通院や通所してリハビリを継続している方は、病院や施設で機能回復訓練を続けます。障害の状態に合わせて、ベッドや車いすの上でできる作業、歩行訓練などを行います。

また、手芸や絵を描くなど創作する作業や、文字を書く、物を動かすなどの作業療法を取り入れる場合もあります。言語に障害が残っているケースでは、言語聴覚士が発語訓練などを行います。

自宅では、日常生活で行うすべての動作がリハビリになります。着替えや排泄、食事など、できるだけ手を借りずに自分で行うようにするだけで、身体の機能維持につながります。

維持期のリハビリを行う際の注意点とは

回復期と違い、体の機能の回復が緩やかになってきます。病状は安定しているため、後遺症の方に意識が集中しがちで、なかなか思うように体が動かないことにイライラしやすくなるのもこの時期です。

回復期を過ぎると、障害の程度がほぼ確定しますから、自分の障害を絶望視して、リハビリへの意欲がなくなってしまう方もいらっしゃいます。 そんな患者さんの心のケアもこの時期のリハビリの重要なテーマです。

リハビリを行う目的を明確にしたり、どこかに楽しみを見出しながら行うことで、訓練を継続させていくことができます。

脳梗塞の予防に重要なポイント

脳梗塞を予防するためには、危険因子である高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病を防ぐことが、もっとも大事なポイントのひとつ。そのためには、栄養バランスのとれた食生活が必須です。

手軽に、バランスよく栄養を補給するには、健康食品やサプリメントを利用するのもおすすめ。このサイトでは、脳梗塞予防に役立つとされる健康食品・サプリメントの含有成分を紹介していますので、参考にしてください。