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その予後と懸念される後遺症

脳梗塞の後遺症とそのリハビリ方法についてなど、気になる予後についての情報を掲載。再発リスクやその予防法などもまとめていますので、こちらもぜひチェックしてください。

脳梗塞の予後に懸念される後遺症とリハビリ

リハビリについて脳梗塞が発症したら、後遺症の軽重を問わず速やかにリハビリテーションを行うことが大事。

脳梗塞のリハビリは機能の回復だけでなく、再発の防止にも繋がっているのです。

麻痺


脳梗塞の後遺症の中でも代表的なものが「片麻痺」「半身麻痺」。身体の片側に麻痺が発生する症状で、脳梗塞ではとくに多く見られます。

■リハビリ
マッサージや外部から身体を動かすなどで、症状の軽減・回復を図ります。とくに、関節が曲がったまま動かせなくなる「拘縮」を防ぐことが重要。拘縮が起きると機能回復や日常生活にも大きな影響をきたすため、早い段階からリハビリを始める必要があります。

言語障害


脳がダメージを受けることで、言葉が出ない・ろれつが回らないなどの言語障害が起こることもあります。会話は理解できるがうまく話せない構音障害と、会話が成立しなくなる失語症の2タイプに分かれます。

■リハビリ
話す・聞く・読む・書くなどの機能がどれだけ残っているかをチェックし、患者の状態に応じたリハビリを行います。言語聴覚士による専門的な訓練以外にも、家族による日常的なサポートが必要です。また、摂食・嚥下障害などのリハビリも、言語聴覚療法として行われます。

記憶障害・高次脳機能障害


脳がダメージを負うことにより、過去の経験や出来事を思い出せなくなったり、新しい情報を覚えられなくなる状態。記憶する能力が大幅に減衰したり、直前の記憶が消失するなどの症状も見られます。

■リハビリ
言語聴覚士による言語聴覚療法が中心。残された言語能力のうち比較的ダメージが軽い側面を利用し、意思の疎通・会話の成立などの機能を回復させていきます。リハビリの進行具合は人によって異なり、言葉がうまく話せない歯がゆさから患者自身のストレスも多くなります。家族や支援者のサポートが何より大切です。

脳梗塞の再発リスク

再発防止のポイント脳梗塞は再発しやすい病気の1つ。年間の再発率は5%と言われており、1年間で20人に1人の患者が再発しているのです。再発が起こりやすいのは、発症してから半年~1年以内とされています。

なぜ脳梗塞は再発しやすいのか。それは、脳梗塞患者のほとんどが発症の引き金となる危険因子を持っているからです。

危険因子には高血圧・糖尿病・脂質異常症・喫煙・飲酒・肥満などがあり、これらのリスクを日常生活の改善で減らしていくことが重要です。

再発を防ぐためには、日常生活の改善と共に、指示された薬の服用・リハビリテーションの継続も必要です。適切な薬物治療を行うことで、再発の危険性が30~70%減らせるとも言われています。症状が安定しているからと油断しないようにしましょう。

 
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